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新型インフルエンザについて家族で話し合いの時間をとりましょう

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新型インフルエンザがひとたび発生すると、数日の間に世界中に広がると言われています。

今のあいだに家族で備蓄した食糧の保管場所、基本的な看護の仕方などをあらかじめ話し合って確認し合っておきましょう。

特に子供に対しては、しっかり理解させることが大切です。

新型インフルエンザが発生すると、感染した家族がいっせいに寝込むことが想定されます。

母親や父親が寝込んだ場合を想定して、家族全員が備蓄状況などの情報を共有しておくことが重要です。
保管場所や使い方を、なるべく年長の子供から教えておきましょう。また、家族の役割を話し合っておきましょう。

病気への対応の仕方を理解しておくことも重要です。
たとえば、水分をできるだけこまめに摂ること(看護する場合は、少しずつでも与えること)や、下痢をしたときの汚物の処理の仕方(直接触らずビニール手袋をつけて処理)なども重要になってきます。
子供にはわかりやすい言葉で教えておくことが大切です。


パンデミックが起きたら

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新型インフルエンザのパンデミックが起きた場合に想定される被害状況としては次のようなことが考えられます。

  • 数千万人の患者が同時発生し、医療機関に殺到する
  • 医療関係者や院内にも感染が広がり、医療サービス機能が低下する
  • 人工呼吸器やベッドが不足し、重傷者が入院不可能となる
  • 短期間に相当数の犠牲者が出る
  • 一般企業の閉鎖だけでなく、ライフライン従事者の発症により社会機能が低下する
  • 行政機能が限定され、警察、消防等の人員が不足し、治安が悪化する
  • 食料品やガソリンなどの流通がストップし、日常生活に支障をきたす
  • 莫大な経済的損失

このような社会混乱の中で医療施設は、機能を果たせず、あてにはなりません。
このため家庭における看護がいっそう重要になってきます。

また、新型インフルエンザの発生による被害は健康への影響だけではありません。
同時期に多くの人が感染し、医療機関、流通、交通機関、製造業、サービス業などすべての分野で働き手が減ることによって社会活動にも被害や混乱が出ることが予想されます。

スペインかぜの際にも、物量が止まって餓死者が出るということもありました。


パンデミックを防ぐのは難しい

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新型インフルエンザがひとたひ発生すると、パンデミック(大流行)を防ぐのは困難と予想されています。
その理由は次のようなことが挙げられます。

新型インフルエンザの感染拡大を防ぐのが難しい理由

  • 交通機関が発達していて、世界中で人の往来がある。
  • 新型インフルエンザに対して誰も免疫を持っていない。
  • 感染力が強い。おもな感染経路は飛沫感染・接触感染。条件によっては空気感染もする。
  • 潜伏期間から、ウイルスをまき散らすので、自覚症状のないまま、感染を広げてしまう。

新型インフルエンザの潜伏期間(感染してから発症するまでの無症状の間)は2~3日あり、この間にウイルスをまき散らしてしまい感染を拡大させてしまうことにつながるのです。


新型インフルエンザのパンデミックとは?

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新型インフルエンザに対しては、人類は誰も免疫を持っていないことと、現在は交通機関が発達していて世界中で人の往来が活発なため、世界のどこかで新型インフルエンザが発生すると、感染の拡大が一気に起こります。

新型インフルエンザが世界中に広がる事態をパンデミック(大流行)と呼びます。

現在のWHOにおける新型インフルエンザの警戒レベルは「フェーズ3」でこれは「新しい亜型のウイルスの人から人への感染は基本的にない」という状況です。

しかし、小さな集団感染が確認され「フェーズ4」になったときに封じ込めがうまくいかなければ、一週間ほどで世界中に拡大し、パンデミック発生を示す「フェーズ6」まであっという間に進むことがあり得ます。

国立感染研究所の岡田晴恵研究員は現在は「WHOフェーズ3といっても限りなく4に近いフェーズ3で、感覚としてはフェーズ3.8か3.9くらいと認識しておいた方がいい」、と警告されています。
新型インフルエンザの警戒レベルがフェーズ4になるのは時間の問題であると認識しておかなければなりません。


新型インフルエンザはいつ発生するか?

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WHO(世界保健機構)では「H5N1型の新型インフルエンザの発生は、発生するかどうかの問題ではなく、いつ発生するのかの問題だ」といっています。

新型インフルエンザの発生の原因とされているH5N1型の鳥インフルエンザは世界中に広がっている為、この鳥インフルエンザを完全になくして新型インフルエンザの発生リスクをゼロにすることは不可能だからです。

WHOも、鳥インフルエンザがヒトからヒトへと感染する新型インフルエンザに変容するのは「IF(あるかもしれない)」ではなく、もはや「WHEN(いつ)」の段階であると指摘しています。

新型インフルエンザの発生の時期を正確に予測することは不可能ですが、H5N1型鳥インフルエンザウイルスの遺伝子解析の結果、だんだんと人に感染しやすいように変異していることが確認されています。
新型インフルエンザ発生までの導火線は確実に短くなってきているといえます。

新型インフルエンザが発生するのは2年後かもしれないし、もしかしたら明日発生するかもしれない、そういう状況です。



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